Dolphin Browser Mini ベータ版が登場

軽量サクサク動作の「Dolphin Browser Mini」ベータ版がAndroidマーケットに公開 | juggly.cn
ブラウザアプリとしては定番のDolphin Browser(以下無印)/Dolphin Browser HDに、今回新しく
Dolphin Browser Mini(以下Mini)が追加された。Miniは現在ベータ版であるものの、無印と比べ
(特にスペックの低いHT-03Aにおいては)使いやすいと思ったので紹介する。
環境: HT-03A/CyanogenMod 6.1/radio 2.22.27.08 hboot 1.33.0013適用済/Compcacheなし

複数タブを開いていても軽快に動作する。白・緑が基調となっており見やすい。

メニューボタンを押すと、お気に入り・更新・タブの消去・ツールボックスのアイコンが表示される。無印よりも表示が少なく、ボタンが大きくなっていて、シンプルで洗練されており使いやすい。

先ほどの画面で、画面下部ページタイトルが表示されている部分の上矢印を押すと、表示しているページをお気に入りに追加、ページの共有、ページ内の検索などのメニューが表示される。

「Tool Box」を押すと、便利な機能の使用や設定が行える。
Google Services」では、Googleの提供する各種サービスへのショートカットが表示される。
「User Agent」では、Android/Desktop/iPhone/iPad間でユーザーエージェント(UA)の切換ができる。無印のように設定画面を開かずともUAの変更ができるので、特定のページで切り替えたい時に便利だろう。
「Screen Cut」では、(画面外も含めた)ページ全体のスクリーンショットを撮影することが可能で、JPG画像として保存したり、または直接メールやTwitterなどへ共有することができる。
「Orientation Lock」では、画面の表示スタイル(縦/横)をAuto(自動・センサで判別)・Portrait(縦)・Landscape(横)から選択することができる。

ページ閲覧中にクリアボタンを長押しすることで終了メニューを表示できる。表示はそのままで一つ前のアプリに戻る(Minimize)や、(必要時にはキャッシュや履歴を消去して)Miniを終了させる(Exit)ことなどが可能。

無印にあったタブバー/通知バーの自動非表示がなく、またアドレスバーが常に表示されているため無印のように画面を広く使うことはできなくなったが、ON/OFFの設定はできないが自動でメニューを開いたときに右下に表示される矢印のボタンを押すことで、全画面モードへの切換ができる。戻すときも同様。
プロセッサ性能が低くRAMも少ないHT-03Aのような機種でも複数のタブを開いて軽快なブラウズが可能で、
かつタブを切り替えても再レンダリングなどが行われず快適にwebページを閲覧することができた。
UIも洗練されていて非常におすすめである。