Creative ZiiO 7"のフォント変更(再度更新)

  1. Android Composite ADB InterfaceとしてADBに接続
  2. SuperOneClickでShell Root(一時的なroot権限)を取得
  3. adb shellからフォントの入れ替え

標準のフォントが色々と気になるので。


※お約束ですが自己責任でお願いします。思わぬ不具合が発生する可能性もあります。
※この作業により製品のメーカ保証・サポートは受けられなくなると考えてください。
以下、リンク先に詳しく載っているので、主に変更点だけを他機種で作業経験のある方向けに端折って説明する。
http://d.hatena.ne.jp/GreenTea2010/20100904/1283623464
USB接続でadbコマンドを使う - forzando@net
上記を参考に、不明なデバイスのZMS08をAndroid Composite ADB Interfaceとして認識させる。例に習い、

; Creative ZiiO
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_2350&PID_0102
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_2350&PID_0102&MI_01

android_winusb.iniの[Google.NTx86]および[Google.NTamd64]セクションに加える。VID_2350とPID_0102の部分はデバイスマネージャで確認した値を用いる。

echo 0x2350 >> "%USERPROFILE%\.android\adb_usb.ini"

を実行する。
adb devicesを実行し、デバイスが認識されていればOK。されていない場合は後者のwebページの「オフラインになる場合」を参考に取り外しと再接続を行う。
認識されていればadbやddmsが使えるので、PCからのコマンド操作やスクリーンキャプチャの取得が行える。
[APP]SuperOneClick v2.3.3 - Motorola Exploit… | Android Development and Hacking
この状態で、SuperOneClick(今回使用したのはv1.5.5)をダウンロードして適当な場所で解凍し、SuperOneClick.exeを起動させて「Shell Root」ボタンから一時的なroot権限の奪取を行う。
ウインドウ内に経過が表示されるので、ROOTED表示が出るまで待つ。FAILEDになった場合は再度「Shell Root」を実行する。
ROOTED表示が出た以後はroot権限を取得できているので、adb shellからコンソールに入る。"#"と表示されているのでroot権限であることがわかる。
http://acc.komugi.net/?%E6%89%8B%E9%A0%86%E6%9B%B8/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A4%89%E6%9B%B4
入れ替えるフォントには適当な日本語フォントを用意しておく。先にadb pushなどを用いて/sdcardなどに移しておく。
ZiiOで使用されている日本語フォントは/system/fonts/creative_t.ttfにある。
そのままでは書き換えできないので、

mount -o remount,rw /tmp/nods/mmcblk_OS1 /

として書き込み可能な状態を作る。次に、先ほど/sdcardに置いたフォント(ここではxxx.ttfとする)を/system/fontsにコピーして、creative_t.ttfと置き換える。

cp /sdcard/xxx.ttf /system/fonts/creative_t.ttf

ここまで出来たらadb shellを抜けて再起動する。起動するとフォントが入れ替えたものになっている。
なお、root権限の取得は一時的なものなので、再起動すると権限は失効する。
※やはりcreative_t.ttfを削除すると表示されなかったので、コマンドを書き換えました。


間違いの指摘などあれば歓迎いたします。

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